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溝NO24

「ダメ。」という晴美の声に、僕は、反応し晴美の中心を触っていた手を引っ込めた。
晴美の「ダメ。」と言う言葉を、僕は、そのままの意味で受取った。

晴美は、僕が触ることを嫌がっている。
晴美の女性の部分に触れてはダメなのだと、僕は思った。
それは、女性にとってダメなことだと思った。

僕達は、その後、何も無かったようにベンチに座って話をした。

他愛の無い内容で、何を話したのかさえ忘れてしまうような会話だった。
僕は、晴美の存在を直ぐ傍で感じ、晴美の声を聞き、手を握り合うこの時間だけが永遠に続いて欲しいと思った。

僕は、夕食を食べていないことさえ、どうでもよかった。
お腹は、空いたけど、この場所を立ち去ることが出来なかった。

僕達は、手を繋ぎながら、喋り続けた。

このまま、何もかもが止まってしまえばいいと思った。

ここまま、晴美と手を繋いで何処かに逃げたかった。
何から逃げようとしているのかも気付かないままに、僕は、そう思った。

何も止まることはなかった。
何処にも逃げるところはなかった。

波は、静かに砂浜を洗い流し。
月は、ゆっくりと夜空を移動をしていった。

「瑞希ちゃん、かわいそうね。」晴美が、突然、ポツリと言った。
「うん。」僕は、曖昧に頷いた。
「瑞希ちゃんに比べたら、私は、幸せなのかな?」晴美は、自分の足の指先を見つけるように言った。
僕は、なんて答えていいのかわからずに、空の星を見詰めた。

「今、こうやって、優一と一緒にいられるだけで、私は、幸せなのかな。
 同じ時間と同じ空間を感じることが出来るだけで、私は、幸せなのかな。」

僕の胸が、切なく痛んだ。
心臓を掴まれたように、僕の胸は痛んだ。

つづく

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テーマ : 自作恋愛連載小説
ジャンル : 小説・文学

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No title

そらさん

こんばんは お久しぶりです。

一時アップがされなかったので心配していましたが、最近復活してくれて嬉しいです。

この記事の晴美の言葉に何故優一君は胸が痛んだのですか?

瑞希ちゃんの事を思い出して?晴美の気持ちが単純に嬉しくて?それとも心のどこかで朋子さんの事を考えてしまったから?

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さとうそら

Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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