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告白NO9

僕たちは、江ノ島神社から長い階段を上り展望台へと向かった。
その間、僕は、朋子と二人で話をする機会は無かった。
途中休憩を挟みながら、江ノ島の橋を逆に渡った。
橋を渡ると、海岸に下りる広い階段があり、僕と朋子は、階段に腰掛けた。
やっと、二人になれた。
山崎を見ると、晴美とは二人きりになれずに4人で海岸を散歩していた。
僕は、もう山崎のことなんてどうでも良くなっていた。
太陽は、西に傾き始めていた。
朋子が、こうして僕の隣に座ってくれていることが嬉しかった。
「今日は、いっぱい歩いたね。」朋子が言った。
「疲れた?」
「こう見えても、結構、丈夫なのよ。」朋子が笑いながら言った。
「こう見えてもね。」僕も笑って言った。
「こないだ嫌いなものの話をしたよね。」朋子が言った。
「うん。」
「今度は、好きなものの話をしよっか。」
「いいよ。」
「好きな食べ物。私はパスタ。」
「お茶漬けときんぴらごぼう。」
「爺さんみたい。まさか、好きな歌は演歌じゃないよね。」朋子が笑いながら言った。
「ビリージョエルとジョンレノン。」
「あんまり良く知らないけど、なんとなく、似合ってるわ。」
「似合っているかな?」
「なんとなくね。」
そして、「私の好きな場所。海の見えるところ。」と朋子が言った。
「今、海が見えるね。」
「海を見ていると、何だか懐かしい気持ちになるの。」
「生命は海から誕生したからかな。」
「そうかもね。海を見ていると、そういったことが信じられる。」
朋子は、手袋をした手で、自分の頬を包んだ。
そして、目を閉じた。

つづく





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さとうそら

Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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