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プレゼントNO15

朋子から連絡の無いまま一週間が過ぎていった。
その間に、晴美から2度電話があり、季節は、梅の花が散り、桜の樹の枝に小さな蕾が芽生え始めようとしていた。
2月の最後の日、晴美からの2度目の電話のとき、晴美は、3月3日にちょっとでいいから会いたいと言った。
3月3日は、僕の誕生日だった。
「特に用事もないし、いいよ。」と僕は言った。
僕の心の中に、少し朋子のことが引っかかっていた。
もしかしたら、朋子から誘いが誘いが有るかも知れないと。。。
でも、僕は、目の前の晴美の誘いを受けてしまった。

晴美からの電話を切った後、僕は、溜息をついた。
『私は、綺麗なものだけを見て生きていきたい。』
朋子の言った、その言葉が、僕から離れなかった。
それは、違うと言いたかった。
それは、間違っていると言いたかった。
何故違うのか、何故間違っているのか。
そのことに対して僕は、明確な答えを持っていなかった。
感覚として、違うと思っているだけだった。

あの睡蓮の絵の奥にあるもの。
宮沢賢治の言葉の奥にあるもの。

僕は、その奥にあるものが知りたいんだ。
それは、けっして綺麗なものではないはずだ。
そして、僕は、高野 悦子著 ”二十歳の原点”という本に出会った。

つづく

二十歳の原点 [新装版]二十歳の原点 [新装版]
(2009/04/15)
高野悦子

本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。若さゆえのさまざまな悩みを抱え、つねに自分自身に問いかけ、自己に求め続けたその姿は、時代を超えて、私たちの胸を打たずにはいられません。痛々しいまでの純粋さとは、普遍性を持った文学的なテーマであることを思い出させてくれるはずです。
新装版は、当時の時代背景を知らない世代にも読みやすいように一部脚注を付しています。また、著者が実際に日記を綴っていた大学ノートが横書きであったことを考え、より“個人の日記”という雰囲気を感じていただくために横書きの文字組デザインに変更しています。
帯の推薦文は「やっぱり好きなんだと思う。自分が空っぽになるくらいに泣いたから。――佐藤江梨子」。




春には春の花が咲く春には春の花が咲く
(2009/12/01)
さとう そら

冷え切った夫婦関係、生きがいのない空虚な毎日を送る香が知ってしまったあまりにも甘美な恋……。チャットルームで知り合った香と優一。たがいに家庭を持つ身ながら、二人の恋は燃え盛り深く結ばれる。が、突然優一との連絡が途絶えてしまう。許されざる愛の報いは、かくまでも冷酷なものなのか。約束のない愛だから信じていたい。切ない恋に生きる女の業とやさしさ、潔さそして強さを描いた小説。
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テーマ : 恋愛小説
ジャンル : 小説・文学

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さとうそら

Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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