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溝 NO1

季節は、春から夏へと移り変わっていった。
僕は、最後に朋子と会った後に、2度ほど朋子の家に電話をしたが、いつも不在で、折り返しの連絡もなかった。
季節の流れとともに、朋子のことを思い出す回数も減っていった。
それでも、時々、思い出すと胸の奥に痛みのようなものが走った。
結局、朋子にとって、僕という存在は何だっただろうか?と思うことがあった。
僕と朋子の間にある溝みたいなもの(僕はそれをなんと呼んでいいのかわからなかった)を最後まで埋めることが出来なかった。
僕は、その溝というものがなんなのかを考えた。
僕と朋子との間に存在する差を並べてみた。
男と女。
年齢。
性格。
出身地。
好みの食べ物。
身長。
体重。
いくら並べてもわからなかった。
何処が始まりで、何処が終わりなのかわからないままに、僕達の関係、全てが終わってしまった。
それは、きっと、僕が未熟過ぎたんだろうと、僕は結論付けた。
僕は、大人にならなけばいけない。

晴美とは、月に2~3回デートをし、週に2~3回電話で話をしていた。
僕達の仲が進んでいるのか、止まっているのか、よくわからなかった。
僕達のデートは、映画にいったり、お茶を飲んだり、散歩をしたりしながら二人の時間を過ごしていった。
そして、別れ際に、何時もの公園でキスを繰り返していた。
僕は、一人になると、晴美の身体を抱きたいと強く思った。
でも、二人になるとキスから先に進めることが出来なかった。

やがて、僕と晴美の仲が、道場で噂になった。
夜の公園でキスをしているところを、誰かが目撃したらしく、噂になり、噂が広がるのは早かった。
僕達のことが噂になっていることに気がつかなかったのは、僕達だけになっていた。
やがて、その噂は山崎の耳に入った。
そして、僕は、夜の公園に山崎に呼び出された。



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ジャンル : 小説・文学

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さとうそら

Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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