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溝NO21

僕達は、波打ち際で強く抱き合い、唇を重ねた。
唇を重ねるたびに、晴美に対する愛おしさが、胸の奥から湧き上がり、晴美の全てを欲しくなる欲求が心の中に充満してきた。

波は、何度も僕の足元を濡らし、スニーカーはびしょ濡れになっていた。

「抱きたい。」僕は、晴美の耳元で囁くように言った。
晴美は、何も言わずに僕の胸に顔を埋めた。

時間だけが流れていった。

僕達は、ただ、抱き合っていた。

僕は、どうしていいのか分からなかった。
晴美の返事を待っていた。

心臓が高鳴っていくのが自分でも分かる。

「なんて答えていいのかわからない。」晴美が、首を振りながら言った。
「ダメ?」
「ダメじゃあない。
 いつか、優一に抱かれたいと思っていた。
 でも、こうやって現実になると怖いの。」
「怖い?」
「うん。
 踏み出す勇気がでないの。」
「慌てなくてもいいよ。
 僕は、待つよ。」
「ありがとう。
 相変わらず、優しいのね。」

僕達は波打ち際から離れた。
僕は、スニーカーを脱ぎ、靴下を脱ぐと靴下を絞った。
洗濯をした後のように靴下から海水が砂浜に滴りおちた。
脱いだ靴下を、スニーカーに突っ込むと、裸足のまま、晴美の手を取って歩き始めた。

砂が僕の足にまとわり付く。
『まあだだよ。』瑞希の声が聞こえた気がして、僕は、立ち止まった。

晴美が、僕を見た。
「どうしたの?」

「なんでもない。」
そう答えると、また、歩き出した。

僕は、また、無自覚なまま、人を傷つけようとしているのではないか?

ふっとそんな気がした。

つづく




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テーマ : 自作恋愛連載小説
ジャンル : 小説・文学

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さとうそら

Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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