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告白NO7

僕たちは、参拝が終わると、小町通を通って鎌倉駅に向かった。
鎌倉駅から、江ノ電に乗り江ノ島へと向かった。
2両編成の、小さな電車は、初詣客でに賑わい満員状態だった。
単線の小さな電車は、民家の軒先をガタガタと走っていった。
僕は、町の中をのんびりと走るこの電車が好きだった。
電車の窓から手を伸ばせば、軒先の洗濯物に手が届きそうで、町と一体化をしているようだった。
僕は、混雑している電車の中で、朋子と少し離れた位置に立っていた。
朋子は、道場生の池田さんという男性と、楽しげに話をしていた。
僕は、二人の会話が気になっていたが、何を話しているのかは、聞こえなかった。
池田さんが、朋子に何かを楽しげに話し掛けた。
朋子は、それに答えるようにクスクスと声を殺して笑っていた。
僕の胸の中がざわめいた。
僕は、その時、それが嫉妬という感情だと認識をしていなかった。
ただ、池田さんと楽しげに会話をして欲しくないと思った。

江ノ島駅に着くと、ほとんどの乗客が降りた。
僕も、見知らぬ乗客に押されるように電車を降りた。
プラットフォームが、乗客で一杯になった。数人を残して空になった電車は、発車のベルが鳴り終わるとドアを閉じ、藤沢に向かって走り去っていった。
改札を出て、お土産物屋が並ぶ小さな商店街を抜け、国道を渡る地下道を潜ると海が現れた。
江ノ島に向かって、真っ直ぐに海の橋が架かっている。
橋は、江ノ島に向かう車で渋滞をしていた。
僕たちは、歩いて橋を渡った。
橋の上から海を見ると、何処までも、何処までも、海岸線が続いている。
海は、太陽に照らされ波間が、眩しいくらいに輝いていた。
僕は、同じ年の山崎と話をしながら歩いていた。
朋子は、僕と同じ高校生の晴美と並んで、僕の少し前を歩いていた。
僕の心は、朋子が晴美と話をしていることで落ち着いていた。
「なあ、どっちが好みだ?」山崎が、前を歩く、朋子と晴美をこっそり指差して僕に聞いてきた。
僕は、返事に戸惑った

つづく

紅葉の鎌倉・江ノ島―江ノ電 小さな鉄道で行く (NEKO MOOK 1204 極楽散歩)紅葉の鎌倉・江ノ島―江ノ電 小さな鉄道で行く (NEKO MOOK 1204 極楽散歩)
(2008/10)
不明

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江ノ電での鎌倉-江ノ島間は、なにかほのぼのとして、とても好きです。
山があり、海があり、そして歴史があり、一人ぷらぷら散歩もいいし、色々な楽しみ方があります。
紅葉の季節ですね。


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Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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