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プレゼントNO20


僕と晴美は、花見に訪れた人ごみの中を腕を組んで歩いた。
道の両脇に並ぶ屋台は、米軍の基地らしくハンバーガーやホットドックの店が並び、長い人の列が出来ていた。
僕の腕に絡んだ、晴美の腕は、いつもより強く力が入っているような気がした。
僕は、腕に晴美の小さな乳房の膨らみを感じた。
晴美と、大切な話をした後でも、僕の身体の一部は、晴美の乳房を腕に感じて、大きく元気になっていた。
そして、僕は、少しぎこちない歩き方になった。

僕達は、米軍の基地を後にすると、三笠公園を通り抜け、さいか屋の脇から信号を渡り、どぶ板通りに向かって歩き始めた。
どぶ板通りは、僕が好きな通りだった。
狭い道の両側に、Zippoのライターを集めた小物屋やスカジャンの店や米軍兵が現れるワンショトバーが雑然と立ち並んでいた。
僕達は、そういった店を覗いて歩いた。
晴美が組んできた腕の力は、先ほどよりゆるくなったけれど、それでも、時々、胸の膨らみが僕の腕に当たり、それが嬉しくもあり切なくもあった。
そして、胸が僕の腕に当たることに対して晴美はどう思っているのだろうかと思った。
特に気にもしていないのだろうか?
それとも、業となのだろうか?
もし、業とだとしたならば、それは何故だろうか?
僕は、そのことばかりが気になっていた。

安物のアクセサリーが並んでいる店があった。
ドクロのデザインの指輪やカミソリの刃をデザインしたネックレス。
可愛いというよりも、どちらかと言うとアメリカ映画に出てくる不良たちが好んでするようなアクセサリーが並んでいた。
晴美は、そのショーケースを眺めていた。
そして、僕は、晴美に安物のシルバーの何の飾りも無い指輪をプレゼントした。

つづく



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テーマ : 自作恋愛連載小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:さとうそら
2009年12月に、本を出版しました。
タイトル「春には春の花が咲く

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